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あなたの探している希望の仕事がきっと見つかる
ジョブデパ
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私は子どもの頃からのメディカル・フェチで、なぜか無意識に医療モノには目がなかったのです。
ですが、数学が苦手だったので、私の進路は外国語の道にまっしぐらにそれて行ってしまったのです。
それでも依然として医療モノを追いかけ続けていました。
社会人になって、翻訳会社に入って数年がたったある時、道でチラシを受け取りました。
夜の街に新しくできた歯医者さんのチラシでした。
よ〜く見ると、下の方に
「アルバイト募集」
何も考えずに速攻携帯から問い合わせしました。
そして、夜7時から9時、週に2回という全く戦力外な条件ではあったのですが、採用していただきました。
はたして、夜の街にナースのいでたちでデビューできたのでした!
でも、歯科でバイトした経験はゼロ、もちろん医療系の資格もゼロで、まさにただのコスプレ・アルバイター。
院長のご配慮で、会社のひとにバレないようにと、完全に裏のお仕事をさせていただきました。
消毒室にとじこもってピンセットやメスなどを洗浄・消毒したり、歯型をとる準備のお手伝いをしたり。
有線放送で洋楽が流れる中、一人でナース姿で、カチャカチャと音をたてるメディカルなツールたちをいじくりまわすのは、私にとっては至福のひと時でした。
ある時、院長に来賓があり、お茶を出しを頼まれてお茶を出すと、若い衛生士さんたちが集まってきて
「私たちお茶出しとかしたことなくて、どうしよう・・・って困ってたんですう。助かりました〜!」
と、OLには絶対ないような賞賛をいただいてしまうし、
またある時は、外人クライアントの治療の際呼ばれ、ほんの少し通訳しただけで、
「すご〜い!!」
と、翻訳会社では絶対ありえないお褒めの言葉をいただいてしまうし、
そしてまたある時は、「今度学会があるから一緒に行かない?」と先生に学会に誘っていただいたりもしました。
私にとっては、天国のような夜のバイトでした。
でもはっきり言って、私って未経験のただのコスプレ・アルバイターなのに何で採用してくれたのかな・・・?
とずっと不思議に思っていました。
そこで院長と話す機会があったときに、なにげなくきいてみました。
すると院長は、
「面接のときに、「私、翻訳の仕事で歯学の論文も扱っているのですが、スケーラーとかポインターとかエキスカベータとか・・・写真と名前しか知らないんです。実物に触れて、もっともっと詳しくなりたいんです!」
って僕に訴えたでしょ。それに心を動かされてさ。」
そうなのです。
私のメディカル・フェチを理解してくれたから採用してくれたわけだったのです。
私の長年の憧れだったナースのコスプレ・デビューもこの心ひろき院長あってこそだったわけなのです。
今さらなのですが、本当に本当にありがとうございました。